漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
「初めて湿疹ができたのは出産したときでしたがその後は出ていませんでした。再び湿疹が出始めたのは2年ぐらい前からです。はじめのうちは湿疹が出たり良くなったりしていましたが、ここ1年ぐらいは良くならなくなりました。たまに水疱をもつものもできます。仕事が忙しいのでストレスもいっぱいあります。ストレスがかかると痒みが増す気がします。最近は疲れやすくなり、眠っても疲れがとれません。お通じも悪くなっています。疲れもとりたいのですが、まず皮膚の痒みを改善したい。」と相談しました。
相談員の方は「お仕事頑張っていて、眠っても疲れががとれない状態なのですね。本当に大変でしたね。」
「ただそれでも痒みは改善しなくてはいけませんので、まずは早寝をするようにしてください。これによって体にたまった痒みの原因のひとつである老廃物が早く排出されると思います。」と言ってくれました。
そして、私の話をいろいろ聴いてくれた後、漢方薬を勧めてくれました。
漢方薬を飲み始めて2~3日は、皮膚の痒みは少し強くなりましたが、お通じがとても良くなったので安心して飲み続けました。
こんな症状がが出るかもしれないと相談員の方から聴いていたからです。漢方薬を飲み続けること3ヶ月で皮膚の痒みは改善しすっかり良くなりました。
その後生活習慣が乱れるたびに皮膚の痒みがありましたが、今は生活習慣も落ち着き、皮膚に痒みを感じません。
この方は本当に忙しい生活をされていた方でしたので、とにかく早寝することをおすすめしました。
忙しい中、なるべく早く寝るという生活をしていただいたので改善が早かったのではないかと思っています。
病気になるのも、改善するのも生活習慣が大きく関与します。
もちろんこれだけ早く改善したのは漢方薬の力が大きかったのもありますが。
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